第50話「のはら」

あらすじ

仲良し親子の画像

あすかは、最近引っ越してきたお友達、林みさきちゃんと野原に座っています。みさきちゃんは、テレビで見た、野原に住む魔法使いを探しているのです、魔法の国に連れて行ってもらうために。

みさきちゃんは、おねしょをすることや、他の友達と元気に遊ぶことが出来ないことで、母親からなぐられていました。いつも優しくしてくれる麻美を魔法使いだと思い、魔法の国に連れて行ってくれと頼むのです。

恥をかかせて、とまたみさきちゃんをなぐろうとする母を、吉田さんが平手打ち。「どこかに逃げたいなんて子どもに言わせる母親がどこにいるの!そんなにいらないなら、私に頂戴!」と責める吉田さんを、みさきちゃんが止めるのです。

落ちついて話を聞くうちに、林さんのご主人も悪いことがわかってきます。母親が小3までおねしょをしていたことも。そして、楽しそうに子育てをしている麻美の意見を聞くことになりました。麻美は、子どもと親の関係はできたての恋人みたいなものかなあといいます。まだ慣れないからこころが伝わらなかったり、迷ったり、嫌になったり、けんかしたりするけれど、お互いに深く愛し合っている関係だと。みさきちゃんの母親には伝わったのでしょうか。

このお話について一言

ぽっかぽかの魅力のひとつに、ここの麻美の言葉のような、「そうなんだ、そういう風に思えばいいんだ。」とすっきりさせてくれる、きらきらした言葉がたくさん詰まっていることがあります。子どもと親との関係をできたての恋人にたとえるなんて・・・

「毎日が恋人との時間、愛する楽しみも、愛される幸せもある」う〜ん、その通り!!この子の親は自分なんだから、きちんと育てなければっ!と肩に力が入ると、自分の思い通りに行かないときには子どもに当たってしまうでしょう。子どもは子ども、自分とは別の人格を持ったちゃんとした一人の人間。でも、自分の手助けを必要としている。それさえ頭にあれば、子どもにいらいらすることもずいぶん減るのではないでしょうか。

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