第15話「おべんとう」

あらすじ

台所のお母さんと子供の画像
夏です、ちちと遊んでほしいあすかは慶彦にくっついていきます。でも、「夏休みになったら夜更かししていいから。」といいながらずーっと仕事をしている慶彦。本当は、夏休みにどこかへ連れて行ってほしいあすかですが、ははと約束したので我慢しています。

お盆までは残業と土曜出勤、日曜はうちで宿題の山の慶彦ですが、そばで麻美がのんびりしているとなんとなく心が安まるのです。

もうすぐ夏休みを迎える幼稚園児のお母さん達は、三食のご飯の心配や、うちでうろちょろされてうるさいけれど外で遊んでいると心配、などの話をしています。その中で、「夏休みはお弁当を作らなくてもいいからほっとする。」というお母さんがいました。まなみちゃんのママです。

夕方の買い物でもお弁当のおかずが気になって、時々お弁当箱を叩き割りたくなる、というまなみちゃんのママ。毎日ポラロイドでお弁当を撮影し、一ヶ月は同じ中身にならないようにしているとか。毎日のお弁当に手間をかけすぎて、お弁当つくりが大きなストレスになっていました。

でも、夕飯のアジフライをおすそ分けに来た麻美の、「毎日のことだから、手をかけると疲れますよ。」というアドバイスを聞いて、まなみちゃんのママはもう少し気楽にお弁当のことを考えてみようと思うようになります。

夏休みは忙しくってどこにもいけそうにない田所家ですが、慶彦が会社のバザーで値切って購入してきたテントを庭に張って、今夜はキャンプです。夕飯はバーベキュー、いままで嫌いだったものまでもりもり食べるあすかです。テントの中のシェラフに潜り込んでおやすみなさい。

このお話について一言

ちょっとした工夫で、何でも楽しくなるものですよね。反対に、嫌だ嫌だと思えば何だって楽しくない。気持ちの持ちようって本当に大切なんだ、と気づかせてくれるお話です。

何にもないときには焼きうどん!という力の抜けた麻美のお弁当に対する考え方、大いに共感できますよ。麻美は、おかずのないときにはチャーハン、と言っていましたが、我が家ではオムライス。これは、先輩ママに教わった技です。オムライスの中身に野菜を使えば、他のおかずはほとんどいらない。黄色で見た目もきれい、子どもも大喜び〜といいこと一杯。スプーンを入れるのを忘れないでね!のりを置いて、目、鼻、口と耳をつけてピカチュウ〜などキャラ弁もどきにもなるんです。

子どもはお母さんの作るお弁当が大好き。たとえそれが手のこんだ、豪華なものでなくてもお母さんが自分のために作ってくれたというだけで嬉しいんです。

私の育った地元では中学校は給食が出たのですが、今うちの子どもが通っている中学校は給食がありません。子どもの中学校の説明会、入学式、学年懇談会と、学校へ行くたびに繰り返し何度も先生から言われた事が、「どうぞ、毎日でなくてもいいので、なるべくお弁当を持たせてください。」です。学校でパンの販売もあります、体調の悪いとき、材料のないときもあるでしょう、でもなるべくおうちで作ったお弁当を持たせてください!と言われました。

冷凍食品、前の日の残り物、常備菜も賢く使いましょう、たまには子どもと一緒にお弁当を作ったり、自分ひとりで献立から買い物まで任せて作らせるのもいいと思います。朝の一手間で、子どもが、旦那さんが、あなたの家族が一日頑張れるのなら「お安い御用!」ではありませんか。

このページのトップに戻る▲

Copyright © 2007 「ぽっかぽか」に学ぶ夫婦円満と育児の秘訣. All rights reserved